バッチファイル（コマンドライン）でプリンタを追加する

【バッチファイル作成の流れ】※Windows 11で動作確認済み

1. プリンタメーカーのサイトからinfファイル付きのドライバをダウンロードします
2. infファイルが含まれるフォルダの名前を「Driver」に変更します
3. バッチファイルを作成します
4. 作成したバッチファイルとフォルダ「Driver」を同じフォルダに保存します

【バッチファイルの設定例】

• プリンタのIPアドレス    「192.168.1.20」
• プリンタのポート名    「192.168.1.20」
• プリンタの表示名    「本社プリンタ iR-ADV C5550F III」
• プリンタのモデル名    「Canon Generic Plus LIPSLX」
• infファイルの保存場所    「%cd%\Driver\CNLB0MA64.INF」
• プロトコル    「Raw」
• ポート番号    「9100」
• SNMP    「無効」

（ここからバッチファイルの中身）

 @echo off

 

set prnip=192.168.1.20

set portname=192.168.1.20

set prnname="本社プリンタ iR-ADV C5550F III"

set prnmodel="Canon Generic Plus LIPSLX"

set prninf="%cd%\Driver\CNLB0MA64.INF"

 

@echo %portname%を作成します

cscript %systemroot%\System32\Printing_Admin_Scripts\ja-JP\prnport.vbs //Nologo -a -r %portname% -h %prnip% -o raw -n 9100 -md

echo.

 

@echo %prnname%をインストールします

rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /z /if /b %prnname% /r %portname% /f %prninf% /m %prnmodel%

echo.

 

timeout 10 /nobreak /nul

（ここまでバッチファイルの中身）

【プリンタ追加手順】

1. バッチファイルとフォルダ「Driver」を同じ場所（ローカル）に保存します
2. バッチファイルをダブルクリックします
3. SmartScreenの警告画面が出た場合は「実行」をクリックします
4. ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は「はい」をクリックします
5. コマンドプロンプト（黒い画面）が10秒後に消えたらインストール完了です
6. プリンタが追加されたことを確認します

以上です。